
夕子(ゆうこ)はすぐに応えた。
ズボンの窓から差し入れている手を、パンツに中に潜り込ませてきた。
陰茎に直に触れた。その瞬間、今まででも十分に濃厚な雰囲気だった茶室の空気がさらに濃密になり、妖しさも増した。
陰茎がいっきに膨らんだ。芯から硬くなった。先端の笠も大きくうねりながら膨脹した。幼い子どもの名残のあった陰茎は成長して、肉樹と呼ぶべき雄々しい大人のものになった。
肉樹はなおも成長をつづける。パンツの中が窮屈だ。数秒前までは感じなかったのに。先端の細い切れ込みがパンツの生地に擦られる。普段ならば気にならない刺激なのに、今は強烈な快感となっている。
大地(だいち)は腰を浮かし気味にしながら、勃起するための空間をつくる。同時に、隙間をつくって肉樹の敏感な切れ込みがパンツに触れないようにする。そうでもしないと、自分の意思とは関係なく、白い樹液を放ってしまいそうなのだ。
夕子のてのひらが肉樹の太い幹を包む。ゆっくりとしごきながら、パンツから引き出していく。さりげなくて上手だ。看護婦だったからだろうか。それとも、性愛に熟達した人妻だからか。


