石鹸まみれのスポンジをお尻に擦り付ける。むっちりとした肉感に、男の性欲が掻き立てられる。背中を洗うことを忘れて、スポンジを割れ目に滑らせる。
スポンジ越しでも伝わってくる。石鹸なのか、先生の割れ目から溢れ出るうるみなのかはわからない。
「そんなことをしたら、ダメでしょう? きちんと洗ってくれるんじゃなかった?」
「洗っています、先生」
大地(だいち)はスポンジを左手に持ち替えて、背中に移った。空いた右手では割れ目を洗いはじめた。いや、違う。右手の動きは快感を引き出すための愛撫だ。
厚い肉襞に沿って指を這わせる。粘っこいのは、割れ目から溢れ出たうるみだ。石鹸ではない。先生はこれまでずっと冷静を装っていたけれど、体は感じていたのだ。それが確かめられたことで、奉仕することへの励みになった。
スポンジを搾って石鹸の泡をてのひらに載せる。先生のむっちりとしたお尻の丘に泡をなすりつける。
〈この物語は〉
伊豆・修善寺に暮らす貧しい父母のもとで生まれ育った高校生、山神大地。
中学三年生のとき、美しい英語教師と触れ合ったところから、彼は女性の心と体を巡る、長い長い旅を歩きはじめる。
同級生、アルバイト先で出会った旅館の若女将、高校の先輩、先輩のお母さん……。時には豊かな心を持った女性と、またある時には欲望をぶつけるだけを考える女性と出会いながら——。
『週刊現代』での連載で大反響を呼んだ神崎京介の青春官能大河ロマン『女薫の旅』が、今再び始まる!
中学三年生のとき、美しい英語教師と触れ合ったところから、彼は女性の心と体を巡る、長い長い旅を歩きはじめる。
同級生、アルバイト先で出会った旅館の若女将、高校の先輩、先輩のお母さん……。時には豊かな心を持った女性と、またある時には欲望をぶつけるだけを考える女性と出会いながら——。
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